ペガちゃんの畑

若手大工が気になったことを紹介していきます✨

仕事帰りの時間をどうしますか?

どうもペガです。

実は10月から週一で体育館をとってバドミントンの練習をしています。

 

社会人になってから本格的にバドミントンを始めたら試合練習ばかりで、基礎練習をじっくりとやれる場所が無かったので実施しました!

 

なんでも思い立ったら挑戦をしたくなる性格みたいで、周りの方とは違った練習で少しでも差を埋めて、シングルスの大会で優勝するのを目標とし、日々頑張っています。

 

今回はプッシュに的を絞ってやりました。

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参考資料はYouTubeに載ってるTAGOKENさんの動画です!

 

①打っている位置を前に行き過ぎない

②ラケットを手首より後ろにやらない

③足を動かして打つ

④自分が狙ったところに自分の狙った速度

⑤1番力の入る所の距離を保ち、打つ

⑥100%の力で練習をする

 

この6つを意識しながら練習をしたら、いつもより上手く打たれたような気がしました。

 

皆さんもなにかやるときに自分で下調べをしてから実践してみると、より大きな効果が得られて得した気分になりますよ(*^^*)

 

来週も今回学んだ事を意識しながら反復練習を行なっていこうと思います!

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

若手大工がオススメする工法「板倉の家」

どうも。

まいどお馴染みのペガです。

 

以前、板倉造りの応急仮設住宅の仕事をし、その時の経験・実体験を踏まえて今日は紹介していこうと思います。

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板倉造り

 古くから日本の建築を支えてきた技術の1つです。主に神社や穀物倉庫で使われ、特徴は。

  • 地震に強く
  • 湿気を調整するので結露に強く
  • 自然の木で形成するのでシックハウスの心配が無い

この3つがあげられると思います。

 

地震に強い

現在の家づくりは柱の引き抜き、木の継手部分で外力(地震・風・雪など)が掛かった時に抜けないように金物で固定をされています。

新築当初は期待どおりの引き抜き耐力を発揮できますが、長年住んでいると振動でボルトがゆるみ、外力が発生したときに外れてしまう恐れがあります。

 

金物で固定をかけているので、金物の効果が発揮されないと簡単に抜けてしまうところから1回目の地震には効果を発揮できても、2回目の地震では安全な家なのか個人的に疑問があります。

 

昔の家づくりでは金物での接続では無く、木通しの接続「木組み」で組まれていました。

この木組みでは高い技術と時間が求められ、現在の家づくりのニーズに応えるのが厳しいのが現状です。

 

しかし、木組みで出来た家は外力が木の応力(限界)を超えない限り何度でも最大限の力を発揮できるので粘り強い家と私は思います。

 

湿気を調整するので結露に強い

柱と柱の間に厚み3センチ程の板を落とし込みます。

※写真は犬小屋を板倉工法で作った時の様子

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その板が断熱材変わりの役目となり、外の熱を柔らかく防いでくれます。もしイメージが沸かない場合は、外にある車などを触ってもらってから木を触ってもらえると木のほうが冷たくないので実感できると思います。

 

板(木)には細胞があり、湿気が多くなると吸い込み、湿気が少なくなると吐き出します。そうした働きが日本のじめじめした気候から私たちを守ってくれます。

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自然の木で形成するのでシックハウスの心配が無い

みなさんは合板っていう言葉を聞いたことはないでしょうか?

新築を検討していたり、リフォームを検討した経験があれば1度は聞いたことがあると思います。

 

合板とは薄い板を何枚にも重ね、接着剤で固定しています。

木には木目といって木の筋が綺麗に出ています、その筋の方向に力を加えるとみなさんが思っている以上に簡単に割れます。

 

そうしたことを防止するために繊維方向を縦、横と互いにすることによって合板は強度を保っています。

ここまで説明しますと合板のほうが便利ではないかと思いますが、化学物質を使っているのでシックハウスの原因の1つに数えられると思います。

 

このように現在の家では壁紙、また壁の中の断熱材など様々なところに化学物質がたくさん使われていて、結露など湿気を含むと有害物質を生み出します。

 

実際、私も工事をするときにマスク、メガネをしないと体に良くないなと思いながら仕事をしています。

 

まとめ

板倉の家では無垢(自然)の木をふんだんに使うので今の家に比べてアレルギーの心配が少ないと思います。

もちろんメリットばかりではありません。

たくさん木を使うのでその分コストがかかったり、手加工が多くなので費用・工期がかさみます。

ひとりの大工としてみなさまには、健康で過ごせるようにこのような家をオススメしますが、予算は人それぞれで。家づくりにおいてなにを重点に置くのか重要になっていくと思います。

 

もし健康というところに焦点を絞った場合に1つの候補の工法として検討して頂ければ幸いです。

 

新築を検討中の方へ「家相の基礎知識」

こんにちは、ペガです。

 

先日、新築現場を進めていたときに、先輩大工と玄関の位置(家相)について話をしたので今回は家相についてまとめていこうと思います。

 

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家相って?

そもそも家相とはどういったものなのか説明していきます。

土地や家の間取りなどの吉凶をみるもの。風水と同じく中国から伝来したが、日本の神仏習合思想が深く関わりをもち、風水とは違い、日本独自の発展をしたものである。

 

風水

古代中国の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の吉凶禍福を決定するために用いられてきた、気の流れを物の位置で制御する思想。

 

似たような意味でとらえがちですが、家相と風水の違いをまとめるとこのようになります。

凶を避ける日本の家相、吉を探す中国の風水

 

  1. 家相では、北東を「鬼門」南西を「裏鬼門」として忌み嫌っており、この方角に玄関やトイレを作るのは避けるべきだと考えます。風水では凶方とは考えません
  2. 家相では、玄関・トイレなどの位置にはこだわりますが、家具の配置までは明確には定められていません。風水では、玄関の向きやベッドの向き、家電製品の配置など物のレイアウトが細かく決められています。
  3. 家相では、東・南東・北西を吉方位として、基本的には「家の方位によって人の吉凶がきまる」という考え。風水では、建物の構造、向き、地相、住む人の生年月日で吉凶を判断します。

 

まとめますと、どちらも「方位」を重視し、風水のほうが細かい所までこだわるといった感覚だと思います。

家相で言う鬼門(北東)は日が当たりにくい、裏鬼門(南西)は西日が強く建物が傷みやすく、台風などの自然災害による影響が大きい方位なので、私個人的には家相の方が日本の風土にはあっていると思います。

 

ペガからのアドバイス

最後に、日本では古くから「北は神聖な方位」という考え方があるので参考程度に頭の片隅に入れといてもらえたらなと思います。

しかし、現代社会では中々家相通りの家造りとなると、住み手にとって住みやすい家となるか疑問があるので、そこは実際に建ててもらう大工さんや工務店に相談すると良いと思います!

 

ペガの畑2020年

こんにちは、ペガです。

2020年になり1ヶ月過ぎましたね!

そこで現在のペガの畑の状況を報告しようと思います。

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ご覧通りまだまだ雑草が多くとても畑と呼べるような姿ではありません。

 

そんな中2019年は、きゅうり、トマト、サツマイモを作ったとので今年はもっと多くの無農薬野菜を作れるとように現在農具小屋を作ろうと計画しています。

 

小屋が建つところを草刈りし、これからの活動をよりやりやすくする為に作業してきました。

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中々本業をやりながらでの作業なので進みがゆっくりですがどうぞ応援よろしくお願いします!

日本人として【松本城について知っておきたい知識】

こんにちはペガです。

 

以前長野県に雪遊びをしにいったときに、松本城へ観光してきたので現地で聞いてきた話などをまとめていこうと思います。

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国宝

日本全国にお城はたくさんありますが、国宝にされているのは5つだけです。

姫路城・彦根城松本城犬山城松江城この5つです。

 

なぜ日本無数にある中でこの5つが国宝として指定されているのかには理由があります。

・戦国時代の戦

・外国との戦争

・明治の廃城令

この3つが理由となります。

 

そのすべての危機を奇跡的に乗り越えてきたお城が国宝として指定されています。

 

日本最古の5重天守の城【松本城】の創始

築城されたのは1504年(永正元年)に造られた深志城が始まりです。

戦国時代になり世の中が乱れてくると、信濃府中といわれた松本平中心の井川に館を構えていた信濃の守護小笠原氏が、館を東の山麓の林地区に移し、その家臣らは、林城を取り囲むように支城を構えて守りを固めました。

 

深志城もこのころ林城の前面を固めるために造られました。その後、甲斐の武田信玄が小笠原道時を追い、この地を占領し信濃支配の拠点としました。

その後1582年(天正10年)に小笠原貞慶が、本能寺の変による動乱の虚に乗じて深志城を回復し、名を松本城と改めました。

 

見どころ

・本丸御殿

城門をくぐると広い庭が見えてきますが、瓦で仕切ってある部分が本丸御殿です。

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よく城主はお城に住んでいるようなイメージを持つかと思いますが、普段城主はこの本丸御殿に住んでいました。

 

しかし1727年(享保12年)女中の火の不始末から焼失しました。

 

・月見櫓

月見をするための櫓で、北・東・南の舞良戸を外すと、3方がふきぬきになり、アルプスの景色を楽しむことができます。

 

・たくさんの柱

これは大工として目に留まった場所ですが、お城を支える柱・梁といった材料です。

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今の時代ではあまり使われない、柱の皮をめくるときに使う大工3種の神器の1つ「ちょうな」でのはつりあと。

 

このように綺麗に仕上げのは難しいので日本の伝統技術も実際にみることできます。

 

 

仏間のリフォーム完成

こんにちは。ペガです

 

今年の目標1つとしてブログの更新頻度を最低でも週1とすることを掲げました。

 

頑張っていくので応援よろしくお願いします!笑

今日は以前紹介した、押入から仏間へ変える工事の完成様子を紹介します。

 

まだ以前の記事を読んで無い方はこちらから見て下さい!

仏間のリフォーム - ペガちゃんの畑

 

大工工事が終わりあとは建具が入れば完成となります。

その間、私は仲間の大工さんの新築現場の応援をしていましたが、連絡が入り建具の取付が終わったので様子を見にいってきました。

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これにて今回の工事は終了となります。

今回も良い経験をさせて頂いたお施主様には感謝しかないのですが、感謝の言葉を頂かれて大工をやっていて良かったなと思いました!

 

また記事を読んでくれて声を掛けて下さる方もいるので人との繋がる力は凄いな。そう感じています。

 

これからも精進していきますので応援よろしくお願いします!

 

夢のマイホームを支える職人日記

こんにちは、ペガです。

 

今日は新築の現場の風景を少し紹介していこうと思います。

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内装工事

現在住んでいる部屋の壁はどんな様子でしょうか?

一般的に現在の住宅では、部屋の内装にはビニールクロス(壁紙)が施工されているのが主流です。

 

ビニールクロスが出る前は、土壁が主流でしたが工期が短く、デザインが豊富などの利点からか左官職人からクロス職人へと内装が変化してきました。

 

ビニールクロスを貼る前に石膏ボードといった材料を柱、胴縁といった壁下地に止めていきます。

この石膏ボードに糊をつけてビニールクロスを貼り、みなさまが現在住んでいる部屋の様子へとなります。

 

これがクロス仕上げ前の石膏ボードの写真です

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ちなみに私は石膏ボードを貼るときに窓、建具の角で継がないようにしています。

 

ドアの開け閉めでの振動や、年数が経つと建物自体に歪みが出てきて、そのときの力で角部分でクラックが入る事が多いです。

 

そうした現象に対抗する為に弱い所では継がないように心掛けています。

 

今日はここまでとします。

ここまで読んでくれてありがとうございました!