こんにちは、大工6年目のペガです。
今回は廻り階段について紹介していきます。
まずはじめに、3年目のときに直階段をかけたことがあったのでその経験を生かしてやればなんとなくいけるだろうと思っていました。
プレカットされた材料が届いたので
とりあえず広げてみることに。
しかし、どこから手をつければいいのかよくわからない・・・。
さてどうしようと。思いながらとりあえずネット開いてみました。
どのサイトをみても正直よくわかりませんでしたが、原寸図を書いてあるサイトがあったので、参考に進めてみたらなんとかなりました。
それでは本題に入ってきます。
基準を確かめる
まずは階段の基準がどこにきているか確認しましょう。
・柱芯が階段のどの部材にあたるのか
ケコミ板なのか、それとも段鼻なのか。
この画像の場合ケコミ板が柱芯にきています。
211は蹴上げ寸法で、1055は5段目の寸法です。
このあたりを押さえておけば1段目からの側板位置が出せるかと思います。
原寸図を書く
この画像は階段のおおまかな平面図になります。
廻り部分の詳細図
注意する箇所は側板と黄色い線が増えました。
黄色い線は段鼻を表しています。
例えば6番の段板を加工するときは、黄色い段鼻と7番手前にある青いケコミの線に合わせれば、原寸での大きさがわかります。
※実際は寸法が微妙に違うのでケコミ線よりいくらか逃がした寸法でまずは切ることを進めます。
親柱の欠き
片一方は側板に載せることができますが、もう一方は親柱を欠いて支えます。
親柱の欠きも原寸を書けば一発でわかります。
まず高さを出し、原寸図から柱の欠き位置を割り出し欠いていきましょう!
ここまで説明していけば、あとはいけると思うのでそれでは実践していきましょう!