ペガちゃんの畑

若手大工が気になったことを紹介していきます✨

知っておきたい材木の基礎知識

 

こんにちわ、最近暖かいほうじ茶を飲んでいるペガちゃんです。

今回は材木の基礎知識をまとめていこうと思います。

 

・針葉樹と広葉樹

木材は針葉樹と広葉樹の2つに分けられます。

針葉樹とは・・・葉が細長く、樹形は円錐形(鉛筆の先みたいな)

        のものが多い、材質は軟らかく軽量で加工性が良い

        温帯から亜寒帯にかけて分布している

※スギ、マツ、ツガ、ヒノキ、ヒバなど

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広葉樹とは・・・葉は幅広で、樹形は全体に丸いものが多い

        材質は、硬いものが多く硬木を呼ばれる

        温帯から熱帯にかけて分布している

ケヤキ、カシ、クリ、ナラ、サクラ、ラワン、チークなど

 

硬木がどのくらい硬いと説明いたしますと、切断するときにゆっくり

まっすぐ切断しないと丸ノコの刃が跳ねてしまいます

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・木材の特徴

本の森林率は68.5%と国土の約7割が森林です。

その関係なのか、古来より住宅には木をよく使われています。

 

①長所と短所

長所  ・国土の7割が森林なので入手しやすい

    ・他の素材(コンクリート、鉄)に比べて軽い

    ・熱伝導率がアルミニウムの1/1000、鉄の1/300と断熱効果が高い

 

短所  ・可燃性であるので燃えやすい

    ・節、乾燥時割れができる為材質が均一でない

    ・吸水性、吸湿性があるので、高温高湿では腐朽、伸び縮みしやすい

    ・菌や虫におかされやすい

 

②木材の構造

心材・・・タンニンなどの樹脂が含まれている為赤くなっています

     削ると光沢がでてくる、水分が少ないので硬い、乾燥による変形が少ない

 

辺材・・・白太材と呼ばれ心材より樹液が多い。この部分は樹液の移動と養分の貯蔵が  

     行われている

     水分が多く含んでいるため軟らかく、乾燥時の収縮が大きい

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